パラメトリック成長曲線の全試験時間プロット

データに対するモデルの適合度を視覚化するには、全試験時間(TTT)プロットを使用します。

TTTプロットでは、べき法則工程の適合度を評価できます。

  • TTTプロット上の点が対角線(45°)に近接している場合、べき法則工程モデルや斉次ポアソン工程モデルが適切です。点が線に従っているので、システムは安定しています。
  • TTTプロットが山型または谷型の曲線の場合、べき法則工程が適切です。曲線が谷型であれば、システムは劣化しています。曲線が山型であれば、システムは向上しています。
  • プロットにパターンがない、つまり曲線が山型と谷型の間で変化する場合は、斉次ポアソン工程とべき法則工程のいずれも適切ではありません。

出力例

解釈

空調データの場合、TTTプロット上の点が45°の線に近接しており、べき法則工程や斉次ポアソン工程がデータに適合していることを示します。