分布の特性~パラメトリック分布分析(右打ち切り)の中央と広がりの推定値

分布の特性表は、分布の中央と広がりの測度を表示したものです。

故障までの平均時間(MTTF)と中央値推定値は、分布の中央の測度であり、標準偏差と四分位間範囲(IQR)は、分布の広がりの測度です。

分布がデータにあてはまる場合にのみ、これらの値を使用してください。分布がデータにあてはまらなければ、これらの推定値は不正確になります。分布がデータにあてはまるかどうかを判断するには、分布識別プロット、確率プロット、適合度の測度を使用します。

出力例

分布の特性




95.0%正規信頼区間

推定標準誤差下限上限
平均 (MTTF)67.41535.5524557.365679.2255
標準偏差34.81456.7982723.743551.0476
中央値59.89954.3108552.019268.9735
第1四分位数 (Q1)43.15163.2952637.153150.1186
第3四分位数 (Q3)83.14757.3769069.876398.9392
四分位間範囲 (IQR)39.99596.3331729.324554.5505

解釈

平均故障時間(67.4153)と標準偏差(34.8145)は、歪んだ分布の裾と外れ値がその値に有意な影響を及ぼすため、高感度な統計量です。

中央値(59.8995)と四分位間範囲(39.9959)は、歪んだ分布の裾と外れ値がその値に有意な影響を及ぼさないため、抵抗性のある統計量です。