分布の特性~パラメトリック分布分析(任意打ち切り)の中央と広がりの推定値

分布の特性表は、分布の中央と広がりの測度を表示したものです。

故障までの平均時間(MTTF)と中央値推定値は、分布の中央の測度であり、標準偏差と四分位間範囲(IQR)は、分布の広がりの測度です。

分布がデータにあてはまる場合にのみ、これらの値を使用してください。分布がデータにあてはまらなければ、これらの推定値は不正確になります。分布がデータにあてはまるかどうかを判断するには、分布識別プロット、確率プロット、適合度の測度を使用します。

出力例

分布の特性




95.0%正規信頼区間

推定標準誤差下限上限
平均 (MTTF)76585.0488.71075633.177548.8
標準偏差15389.5407.42114611.416209.1
中央値77639.9501.31276663.578628.7
第1四分位数 (Q1)66660.6610.00165475.767866.9
第3四分位数 (Q3)87554.2543.21586496.088625.4
四分位間範囲 (IQR)20893.7591.84419765.322086.5

解釈

平均故障時間(76585.0)と標準偏差(15389.5)は、歪んだ分布の裾と外れ値がその値に有意な影響を及ぼすため、高感度な統計量です。

中央値(77639.9)と四分位間範囲(20893.7)は、歪んだ分布の裾と外れ値がその値に有意な影響を及ぼさないため、抵抗性のある統計量です。