ノンパラメトリック成長曲線の離脱情報を指定する

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正確な故障データの離脱情報を指定します。区間データがある場合は、離脱列を使用できません。
  • システムの最大時間での離脱: 各システムの最大時間が離脱時間になる場合にこのオプションを選択します。
    • 故障で切り上げたシステム: 故障で切り上げたデータのみがある場合にこのオプションを選択します。故障で切り上げるシステムは、故障回数が特定の回数に達すると離脱します。最後の故障が発生した直後に離脱します。各システムの最大時間が離脱時間になります。この時間がシステムの故障時間です。
    • 時間で切り上げたシステム: 時間で切り上げたデータのみがある場合にこのオプションを選択します。時間で切り上げるシステムは、特定の時間が経過すると離脱します。各システムの最大時間が離脱時間になります。この時間はシステムの故障時間ではありません。
  • 離脱列で定義された離脱時間: 故障で切り上げたシステムと時間で切り上げたシステム両方がある場合に離脱時間を定義するためにこのオプションを選択します。
    離脱列
    離脱列を入力します。離脱列には、各時間が故障時間であるか離脱時間であるかを示されます。廃棄指標には、数値、テキスト、または日付/時刻を使用できます。システムごとに1つの離脱時間が必要です。複数列を入力する場合、入力する最初の離脱列は最初のデータ列に、2番目の離脱列は2番目のデータ列にというように対応します。すべての離脱列には2つの異なる値が入力されている必要があります。
    離脱値
    離脱したシステムを表す離脱列の値を入力します。テキスト値の場合、二重引用符で囲む必要があります。入力する離脱値は、それぞれの離脱列に適用されます。値を入力しない場合、離脱列の最低値が離脱値として使用され、それより高い値は故障/修理時間であるとみなされます。

    複数の離脱列を指定したとき、時間のみで切り上げたシステムに対応する列がある場合は、離脱値を指定する必要があります。

次のワークシートでは、切り上げた方法によってどのようにデータを解釈できるか、および離脱列が使用されているかどうかを示しています。時間列のデータが、故障で切り上げたもののみで、離脱列に入力していない場合、システム1は9時間目に故障後に離脱したと仮定されます。時間列のデータが、時間で切り上げたもののみで、離脱列に入力していない場合、システム1は9時間目に故障が原因ではなく離脱したと仮定されます。データが時間と故障の両方で切り上げており、離脱列に入力している場合、システム1は1時間目で故障、5時間目で故障、9時間目で離脱したと仮定されます。
C1 C2 C3
時間 システム 離脱
1 1 1
5 1 1
9 1 0
4 2 1
7 2 1
10 2 1
8 3 1
9 3 1
11 3 0