ノンパラメトリック成長曲線の事象プロット

事象プロットを使用してシステムを比較し、継続的な故障が増加しているか、減少しているか、または一定であるかを判断します。事象プロットは次の要素で構成されます。
  • 各システムの寿命を表す水平方向ライン
  • 各システムの故障時間と離脱時間を表すデータ点
  • 各時間の故障コストや故障頻度を表すコストまたは度数値(コスト/度数列が設定されている場合)

出力例

解釈

ブレーキ信頼性データの場合、事象プロットで次の要素が示されます。
  • 最初の故障/修理が約20日で発生しました。タイプ1ブレーキ部品は、730日目までにすべてのシステムが離脱しました。タイプ2ブレーキ部品は、500日目までにほとんどのシステムが離脱しました。
  • 継続的な故障(または修理)の発生間隔は、故障が発生して以降どのシステムでも一定のようです。
  • タイプ1ブレーキ部品に比べタイプ2ブレーキ部品のほうが早く故障する割合が高くなっています。