ノンパラメトリック分布分析(任意打ち切り)のTurnbull推定法

故障確率 - Turnbull推定法

故障確率では、各区間について、その区間で製品が故障する確率を得られます。この情報を使用して、次のことを判断します。
  • 故障の大半がどの区間で発生しているか
  • 故障が多くの時間区間に広がっているか、または少数の区間に集中しているか

ノンパラメトリック推定は特定の分布に依存しないため、データにあてはまる分布がない場合に使用すると便利です。

出力例

Turnbull推定値

区間

下限上限故障確率標準誤差
20000300000.0028600.0016488
30000400000.0104860.0031451
40000500000.0324120.0054678
50000600000.1029550.0093830
60000700000.1706390.0116151
70000800000.2488080.0133481
80000900000.2316490.0130259
90000*0.200191*

解釈

新しいマフラーデータの場合、新型マフラーの0.248808(24.8808%)が区間70,000~80,000マイルで故障しました。

生存確率 – Turnbull推定法

生存確率とは、製品が特定時間まで正常に機能する確率を指します。これらの値を使用すると、製品が信頼性要件を満たしているかどうかを判断したり、2つ以上の製品デザインの信頼性を比較したりできます。

出力例

生存確率表




95.0%正規信頼区間
時間生存確率標準誤差下限上限
300000.9971400.00164880.9939091.00000
400000.9866540.00354300.9797100.99360
500000.9542420.00645170.9415970.96689
600000.8512870.01098560.8297560.87282
700000.6806480.01439490.6524350.70886
800000.4318400.01529360.4018650.46181
900000.2001910.01235460.1759760.22441

解釈

新しいマフラーデータの場合、新型マフラーの0.954242(95.4242%)は少なくとも50,000マイルまで正常に機能します。