推定試験計画における計画値の方法と計算式

指定された2つの分布パラメータ

μおよびσ(ワイブルモデルではθおよびβ)に計画値を指定すると、百分位数や信頼性が計算されます。

  • p番目の百分位数の計画値は次のようにして計算します。
    • 位置-尺度モデル(正規、ロジスティックおよび極値)の場合
    • 対数-位置-尺度モデル(ワイブル、対数正規、対数ロジスティック)の場合
  • 指定された時間での信頼性の計画値は次のようにして計算します。
    • 位置-尺度モデル(正規、ロジスティック、極値)の場合
    • 対数-位置-尺度モデル(ワイブル、対数正規、対数ロジスティック)の場合

表記

用語説明
μ平均(正規、ロジスティック)、位置(最小極値)、または対数-位置(対数正規、対数ロジスティック)
σ尺度パラメータ
θワイブルの尺度パラメータ
βワイブルの形状パラメータ
t時間
tp,plan時間tでのp番目の百分位数の計画値
Rplan(t)時間tでの信頼性の計画値
Φ対応する分布のCDF
Φ-1 対応する分布の逆CDF

指定された百分位数と尺度(または形状)

β(またはσ)に計画値、百分位数tp0を指定する場合、μの計画値は次のようにして計算します。

  • 位置-尺度モデル(正規、ロジスティックおよび最小極値)の場合
  • 対数-位置-尺度モデル(ワイブル、対数正規、および対数ロジスティック)の場合

百分位数または信頼性の計画値を得るには、2つのパラメータを指定する際の計算を使用します。詳細については、セクション「指定された2つの分布パラメータ」を参照してください。

表記

用語説明
μ平均(正規、ロジスティック)、位置(最小極値)、または対数-位置(対数正規、対数ロジスティック)
μplan平均(正規、ロジスティック)、位置(最小極値)、または対数-位置(対数正規、対数ロジスティック)の計画値
σ尺度パラメータ
σplan尺度パラメータの計画値
βワイブルの形状パラメータ
t時間
tp時間tでの百分位数
Φ-1 対応する分布の逆CDF

指定された百分位数と尺度(または位置)

μ(またはθ)に計画値、百分位数tp0を指定する場合、σの計画値は次のようにして計算します。

  • 位置-尺度モデル(正規、ロジスティックおよび最小極値)の場合
  • 対数-位置-尺度モデル(ワイブル、対数正規、および対数ロジスティック)の場合

百分位数または信頼性の計画値を得るには、2つのパラメータを指定する際の計算を使用します。詳細については、セクション「指定された2つの分布パラメータ」を参照してください。

表記

用語説明
μ平均(正規、ロジスティック)、位置(最小極値)、または対数-位置(対数正規、対数ロジスティック)
μplan平均(正規、ロジスティック)、位置(最小極値)、または対数-位置(対数正規、対数ロジスティック)の計画値
σ尺度パラメータ
σplan尺度パラメータの計画値
βワイブルの形状パラメータ
t時間
tp時間tでの百分位数
Φ-1 対応する分布の逆CDF

指定された2つの百分位数

2つの百分位数に計画値を指定する場合、μとσ両方の計画値を計算します。

  • μの計画値は次のようにして計算します。
    • 位置-尺度モデル(正規、ロジスティックおよび最小極値)の場合
    • 対数-位置-尺度モデル(ワイブル、対数正規、対数ロジスティック)の場合
  • σの計画値は次のようにして計算します。
    • 位置-尺度モデル(正規、ロジスティック、最小極値)の場合
    • 対数-位置-尺度モデル(ワイブル、対数正規、対数ロジスティック)の場合

百分位数または信頼性の計画値を得るには、2つのパラメータを指定する際の計算を使用します。詳細については、セクション「指定された2つの分布パラメータ」を参照してください。

表記

用語説明
μ平均(正規、ロジスティック)、位置(最小極値)、または対数-位置(対数正規、対数ロジスティック)
μplan平均(正規、ロジスティック)、位置(最小極値)、または対数-位置(対数正規、対数ロジスティック)の計画値
σ尺度パラメータ
σplan尺度パラメータの計画値
βワイブルの形状パラメータ
t時間
tp時間tでの百分位数
Φ-1 対応する分布の逆CDF