ハザード関数では、ユニットが正常に機能した時間の関数として故障尤度の測度を使用します。経験ハザード関数は、常に増加する関数となるため、故障尤度は、年齢の関数として増加するとみなされます。
分布を選択しない(ノンパラメトリック分析を行う)場合、ハザードプロットは、正確な故障時間でのステップを持つステップ関数になります。
ポインターを各ステップ上に置くと、ハザード率と故障時間が表示されます。
エンジン巻揚部品データの場合、各温度変数のハザード関数はハザードプロット上に表示されます。100℃のハザード関数は、全時間でのエンジン巻揚部品のより大きな故障尤度を示します。45時間の時点で、100℃での故障率は0.0625(6.25%)、80℃の故障率は0.0250(2.50%)となります。