推定された係数に対する初期値の入力

推定係数に値を入力するには、いくつかの方法があります。たとえば、アルゴリズムが解を収束するように開始推定値を指定したり、独立サンプルを使用してモデルの妥当性を検証したりできます。
  • 収束:初期推定値が真の解にあまり近くない場合、最尤法による解では収束しないことがあります。アルゴリズムが解を収束しない場合は、オプションサブダイアログボックスのアルゴリズムの初期推定値で、パラメータの推定値に適した初期値を指定できます。
  • 検証~独立サンプルを使用してモデルの妥当性を検証できます。これは、データを2つのサブセットに分割することによって行われます。最初のセットを使用して係数を推定して保存します。オプションサブダイアログボックスの検証モデルの推定値にこれらの推定値を入力する場合、新しいパラメータ推定値は計算されず、これらの値がパラメータ推定値として使用されます。次に、独立サンプルに対するモデルの適合度を評価できます。

どちらの場合も、定数推定値である最初のエントリの列を入力し、[モデル] ボックスまたは出力に表示される順序でモデル項に対応する残りのエントリを入力します。