安定性分析の予測の分析のオプションを選択する

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信頼水準

予測変数の信頼区間と予測区間の信頼水準を入力します。

日米EU医薬品規制調和国際会議(ICH)の2003年ガイドラインでは、95%の信頼区間が推奨されています。95%の信頼水準は、母集団から多数のランダムサンプルを採取した場合、サンプルのうちおよそ95%の信頼区間に母集団全体の平均応答が含まれることを示しています。同様に、予測区間は、1つの新しい観測値が含まれることが95%信頼できることを示します。

与えられたデータセットにおいて、信頼水準の値を低くすると信頼区間が狭くなり、信頼水準を高くすると信頼区間が広くなります。区間の幅は、サンプルサイズが大きくなると減少する傾向もあります。したがって、サンプルサイズによっては95%以外の信頼水準を使用することもできます。
  • サンプルサイズが小さい場合、95%信頼区間は広すぎて役に立たないことがあります。90%などの低い信頼水準を使用すると、区間が狭くなります。ただし、区間に平均応答が含まれる尤度は低くなります。
  • サンプルサイズが大きい場合、たとえば99%といった高い信頼水準を使用することを検討することもできます。サンプルが大きい場合、99%の信頼水準は、平均応答が含まれる尤度を増加させながら、妥当な狭さの区間を作ります。

区間のタイプ

区間のタイプから、両面区間または片側境界を選択します。信頼水準が同じ場合、境界は区間よりも点推定に近いです。上側の境界から下側の境界になる可能性のある値は導き出せません。下側の境界から上側の境界になる可能性のある値は導き出せません。

たとえば、水に溶ける固体の予測平均濃度は13.2mg/Lになります。平均の95%信頼区間は12.8~13.6mg/Lです。平均の95%上側境界は13.5mg/Lであり、予測平均に近くなります。

両側
  • 両面信頼区間を使用して、平均応答数の上側境界になる可能性のある値と下側境界になる可能性のある値を推定します。
  • 両面予測区間を使用して、1つの将来の観測値の上側境界になる可能性のある値と下側境界になる可能性のある値を推定します。
上限
  • 上側の信頼境界を使用して、高くなる可能性のある平均応答値を推定します。
  • 上側の予測境界を使用して、高くなる可能性のある1つの将来の観測値を推定します。
下限
  • 下側の信頼境界を使用して、低くなる可能性のある平均応答値を推定します。
  • 下側の予測境界を使用して、低くなる可能性のある1つの将来の観測値を推定します。