直交回帰(デミング回帰とも呼ばれる)は、2台の装置または2つの方法が同等の測定を行うかどうかを調べる場合に使用します。直交回帰では、2つの連続変数、つまり1つの応答変数(Y)と1つの予測変数(X)の線形関係を調べます。単回帰(最小二乗回帰)と異なり、直交回帰の応答変数と予測変数には測定誤差が含まれます。単回帰では、応答変数だけに測定誤差が含まれます。両方の変数に測定誤差があるとき単純回帰を使用して比較可能性を判断する場合、結果は、計算の仮定で測定誤差がないとみなされる変数によって変わります。直行回帰ではこの問題が解決するので、変数の役割が結果に影響を与えることはほとんどありません。
たとえば、医療機器会社の技師が、自社の新しい血圧計が他社の類似製品と等価であるかどうかを調べようとしています。
直交回帰を実行するには、を選択してください。
連続予測変数が1つあるものの、そこに測定誤差が含まれていない場合は、適合線プロットを使用します。