マハラノビス距離を表示する

主成分または判別分析のいずれかを使用して、マハラノビス距離を表示できます。

判別分析では、併合共分散行列を使用してマハラノビス距離が計算されます。その際、各観測値をグループ分けする分類を考慮に入れます。主成分分析では観測値をグループに分類しないため、すべてのデータの共分散行列が使用されます。

  • 主成分を使用して観測値と重心の間のマハラノビス距離を表示します。
    1. 統計 > 多変量 > 主成分を選択して、保存をクリックします。
    2. 距離に、距離の保存先の列を入力します。
    3. 各ダイアログボックスでOKをクリックします。
  • 判別分析を使用して、観測値とグループ重心の間のマハラノビス距離を表示します。
    1. 統計 > 多変量 > 判別分析を選択して、オプションをクリックします。
    2. 結果の表示上記と完全分類要約を選択します。OKをクリックします。
    分類された観測値の要約表では、二乗距離は、グループ重心ごとに得られる各観測値で計算したマハラノビス距離(Dの二乗)統計量です。