単純コレスポンデンス分析のデータに関する考慮事項

有効な結果が確実に得られるようにするため、データの収集、分析の実行、および結果の解釈時には、次のガイドラインを考慮してください。

2元分類データが必要です
単純コレスポンデンス分析は、2元分類における関係を評価します。分析実行時にデータを折りたたんで2元表にする場合、3元表および4元表の分析を使用することもできます。詳細は単純コレスポンデンス分析の変数を組み合わせるを参照してください。
生データまたは分割表の形式で書かれているデータを持つことができます。
生のカテゴリデータの場合、通常は2つの分類列をワークシートに持ち、各行は1つの観測値からなります。最大2つの追加分類列を持つこともでき、組み合わせるサブダイアログボックスを使用して折りたたむ必要があります。データが分割表の形式の場合、ワークシート列の値は、カテゴリの組合せの度数(整数)でなければなりません。データタイプごとの例を確認するには、単純コレスポンデンス分析のデータを入力するを参照してください。この分析を行う前に、欠損しているデータのある行をワークシートから除外してください。
追加データを使用できます。
分析に使用するデータ(主要セット)と同じ形式の付加的または追加データを使用することもあります。追加データの例として、その分析の詳細情報、他の分析の情報、または目標プロファイルなどがあります。過去の値または既知の基準を持つことが多い追加データを使用して成分を検証できます。分析から削除した外れ値などの補助データのスコアを調査できます。追加データは、出力結果に表示されますが、成分には影響を与えません。