各指標変数(ワークシートの列)は、カテゴリ変数ごとの水準(カテゴリ)に相当します。観測値(行)では、この観測値に当てはまる水準に対応する列に1が設定され、それ以外の列では0が設定されます。指標表(論理和行列とも呼ばれる)には、各カテゴリ変数の水準(カテゴリ)ごとに列が1つあります。
たとえば、指標表には順番に並べられた、性別(男性、女性)、髪の色(金髪、茶、黒)、および年齢(20歳未満、20歳以上50歳以下、51歳以上)の3つのカテゴリ変数を検討します。これらのデータでは、指標表に2 + 3 + 3 = 8個の列があります。40歳の金髪の女性の行は、0 1 1 0 0 0 1 0です。15歳の黒髪の男性の行は、1 0 0 0 1 1 0 0です。詳細は指標表を参照してください。
バート(Burt)行列は、各カテゴリ変数の各水準(カテゴリ)に1つずつ列と行がある対称行列です。行iと列jの入力値は、それぞれ行iに相当する水準と列jに相当する水準を持つ観測値の数です。Burt表は、指数行列を内積した結果です。より具体的には、Xが指数行列の場合、対応するBurt行列はX'Xです。
性別(男性、女性)、髪の色(金髪、茶、黒)、および年齢(20歳未満、20歳以上50歳以下、51歳以上)の3つのカテゴリ変数があり、バート(Burt)表の行と列にこの順番で配置されているとします。バート(Burt)表の行は2 + 3 + 3 = 8で、列は8になります。行1および列1のエントリは、行と列の両方で男性を満たす観測値の数であり、データセット内の男性の数です。行1および列2のエントリは、男性および女性の両方を満たす観測値の数(0)です。行1および列3のエントリは、男性と金髪の両方を満たす観測値の数です。
詳細はバート(Burt)表を参照してください。