三角座標系では、3つの成分がある混合における成分間の関係を視覚化できます。混合の成分は、加算したときに一定の合計量となる必要があるため、互いに制約し合っていると言うことができます。ここで使用する三角座標系では、x1、x2、x3成分の最小値が0、最大値が1になっています。
次の図は、三角座標系の一般的なレイアウトです。混合モデルの各成分は、合計量を1とした場合に、その合計量に対する比率として説明されます。三角形の各頂点は、純粋混合(1成分ブレンドとも呼ばれる)を表しています。純粋混合では、1つの成分の比率が1で、その他の成分は0です。
三角形の辺上にある点は、成分のうち1つが欠けている配合を表します。次の図は、いろいろな種類の配合の位置を示しています。
次は、座標系上の点をいくつか見てみましょう。