計画ジェネレータは、一部実施要因計画において完全な実行セットからその一部(つまり実行のサブセット)がどのように選択されるかを決定します。
A | B | C |
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–1 | –1 | –1 |
+1 | –1 | –1 |
–1 | +1 | –1 |
+1 | +1 | –1 |
–1 | –1 | +1 |
+1 | –1 | +1 |
–1 | +1 | +1 |
+1 | +1 | +1 |
A | B | C | D=ABC |
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–1 | –1 | –1 | –1 |
+1 | –1 | –1 | +1 |
–1 | +1 | –1 | +1 |
+1 | +1 | –1 | –1 |
–1 | –1 | +1 | +1 |
+1 | –1 | +1 | –1 |
–1 | +1 | +1 | –1 |
+1 | +1 | +1 | +1 |
因子Dの設定値は因子A、因子B、因子Cの設定値の積であるため、因子DはABCの交互作用と交絡しています。交絡している効果は、それぞれを個別に推定することはできないため、計画ジェネレータは慎重に選択する必要があります。
デフォルトで、計画の因子数に対して分解能が最も高い計画を構築する計画ジェネレータが使用されます。
2水準要因計画(ジェネレータの指定)を選択することにより、異なる計画ジェネレータを使用できます。2水準要因計画(ジェネレータの指定)を開くには、を選択します。
デフォルト以外の計画ジェネレータを使用して計画を作成する場合、実行数が同じで因子数がより少ない計画を基本計画にする必要があります。
たとえば、因子数5、実行数8の2^(5-2)計画を作成し、Minitabのデフォルト計画ジェネレータのD=ABとE=ACを変更するとします。正しい計画を作成するには、必要な因子の合計数から計画ジェネレータの数を引いて基本計画の因子数を計算します。その後、どの計画が正しい実行数を持つかを決定します。
前の例では、5つの因子から2つのジェネレータを引いて、基本計画の因子数は3になります。2^3完全実施要因計画には必要となる8つの実行があるので、それが基本計画となります。