Minitabでの要因計画の保存方法

計画を分析する場合は、計画をまずワークシートに保存する必要があります。デフォルトでは、自動的に計画が保存されます。保存する計画を選ぶ前に、別名構造などのプロパティを参照していろいろな計画を調べたいときは、統計 > 実験計画法(DOE) > 要因計画 > 要因計画の作成 > オプションを選択して、ワークシートに計画を保存を解除します。

計画を作成すると、自動的に次のような列が作成されます。
  • C1(標準順序)には標準の順序が保存されます。
  • C2(実行順序)には実行の順序が保存されます。
  • C3(中心点または点タイプ)には、計画点タイプが保存されます。2水準計画を作成する場合、この列は[中心点]という名前になります。プラケットーバーマンまたは一般完全実施要因計画を作成する場合、この列は[点タイプ]という名前になります。コードでは、0は中心点の実行で、1は頂点です。
  • C4(ブロック)にはブロック変数が保存されます。計画がブロック化されていないときは、列の値がすべて1に設定されます。
  • C5~Cnには因子/成分が保存されます。計画に含まれる各因子は、個別の列に保存されます。

因子につけた名前は、ワークシートに表示されます。名前をつけなかった因子には、自動的にアルファベットが名前としてつけられます。計画の作成後、因子名はワークシートまたは計画を修正で直接変更できます。計画を修正を開くには、統計 > 実験計画法(DOE) > 計画を修正を選択します。

因子サブダイアログボックスで因子水準を指定しなかった場合は、自動的にコード化された因子水準(すべての因子水準が-1または+1)が保存されます。因子水準を指定したときは、コード化されていない水準がワークシートに表示されます。計画の作成後、因子水準は計画を修正を使って変更することができます。

重要

要因計画の作成で計画を作成すると、適切な計画情報が自動的にワークシートに保存されます。要因計画の作成を開くには、統計 > 実験計画法(DOE) > 要因計画 > 要因計画の作成を選択します。この情報は、データの分析やプロットの作成に必要です。要因計画の分析を使うときは、ワークシートの計画情報の修正の際にルールに従う必要があります。計画が壊れてしまうことがあります。要因計画の分析を開くには、統計 > 実験計画法(DOE) > 要因計画 > 要因計画の分析を選択します。

変更を行ったときに計画が壊れてしまった場合でも、カスタム要因計画の定義を使用した後に要因計画の分析を使用すれば計画を分析することが可能なことがあります。カスタム要因計画の定義を開くには、統計 > 実験計画法(DOE) > 要因計画 > カスタム要因計画の定義を選択します。