飽和2水準要因計画または飽和プラケットーバーマン計画の項の数を決定する

モデルの項を削除する場合を除き、Minitabでは、使用可能なすべての自由度が使用されているモデル(飽和モデルとも呼ばれる)に基づいて検出力が計算されます。2水準要因計画のブロックなし飽和モデルの項の数を決定するには、次の表を使います。

飽和モデルの検出力とサンプルサイズは、中心点または反復がないと計算できません。

モデル 飽和モデルにおける項の数
中心点とブロックの両方がない 基本計画における個別の頂点の数 - 1
中心点はあるがブロックはない 基本計画における個別の頂点の数

モデルにブロックがある場合、飽和モデルの項の数は、ブロック(df = ブロック数 - 1)と中心点(1 df)を計算した後に残る自由度の度数(df)によって異なります。

飽和モデルの項の数を求めるごく単純な方法には、次のように、計画を作成した結果モデルの項の数を数える方法があります。

  1. 統計 > 実験計画法(DOE) > 要因計画 > 要因計画の作成を選択して計画を作成します。
  2. 表示される出力で、別名構造に表示されている項の数を数えます。識別項(I)は数えないでください。
    • モデルに中心点がない場合は、これが作成した計画における飽和モデルの項の数になります。
    • 1つ以上の中心点がある場合は、飽和モデルの項の数はこの数値より1大きい数になります。