計画を決定してデータを収集すると、位置モデルと散布モデルの両方を分析できます。次のリストは、Minitabで位置モデルと散布モデルを分析するためのステップ、および各ステップで考慮するオプションです。
たとえば、4つの繰り返しがある23の要因計画には、実験の実行数が8つあり、各実行に4つの測定値があります。Minitabでは、各実行で4つの繰り返しの平均を計算し、合計8つの観測値を算出します。4つの反復がある同じ計画は、実験の実行数が32になります。この場合、各測定値は個別の観測値となり、32の観測値が算出されます。反復測定値を持つ実験は、繰り返し測定値を持つ実験に比べて、誤差項の自由度が大きくなり、位置モデルの因子設定間の差異が検出される可能性が高くなります。