最適計画では、元の実験計画での実行数の削減または追補時に選択された「最良の」計画点のグループを使用します。Minitabの最適計画機能は、一般完全実施要因計画、応答曲面計画および混合計画に使用できます。詳細は最適計画を選択の概要を参照してください。
たとえば、温室の管理者が計画実験を使用して、吊りしのぶの成長を最大化させる温度、光、土、および水の理想的な組み合わせを特定したいと考えているとします。計画された実験を行うことで、管理者は、因子水準のさまざまな組み合わせによるしのぶの成長を評価できます。これを実行するため、管理者は4つの因子と2つのブロック(この場合のブロックは2棟の隣り合う温室です)を持つ曲面計画を作成します。その結果、30の計画点を持つ計画ができあがります(つまり、30の因子水準の組み合わせを含んでいます)。ただし、経費と時間を節約するため、管理者はD最適性を使って最も重要な計画点を選択し、元の計画の計画点を20点に減らしました。これで、管理者は20の計画点を使うだけで、成長を評価できます。