一般に、係数は次の計算式で計算できます。
用語 | 説明 |
---|---|
X | 計画行列 |
Y | 応答ベクトル |
調整された、共変量を持たない直交計画では、主効果の係数には因子の平均との単純な関係があります。次のようなデータ平均表により、こうした単純なケースの係数を計算できます。
各因子の各水準に1つの主効果係数があります。計画行列の因子コーディングが(-1, 0, 1)の場合、係数は、その水準の平均から全体平均を差し引いた数です。たとえば、道路タイプの観測値の平均;土は全体平均の4.58である一方、道路タイプの観測値の平均:砂利は全体平均の-0.42です。プロットの垂直線は運転データの係数を示しています。
因子・水準 | 平均 | 効果 |
---|---|---|
運転経験: 上級者 | 16 | 16 – 12.92 = 3.08 |
運転経験: 初心者 | 9.83 | 9.83 – 12.92 = -3.08 |
道路タイプ: 土 | 17.5 | 17.5 - 12.92 = 4.58 |
道路タイプ: 砂利 | 12.5 | 12.5 - 12.92 = -0.42 |
道路タイプ: 舗装 | 8.75 | 8.75 - 12.92 = -4.17 |
各因子の効果が、四捨五入誤差を除き合計0になることに注意してください。