静的計画のタグチ計画を作成の例

あるゴルフ用品メーカーの技師が、より飛距離が伸びるゴルフボールをデザインしようとしています。技師は4つの制御因子(コアの素材、コアの直径、ディンプルの数、カバーの厚さ)と、1つの雑音因子(ゴルフクラブの種類)を特定しています。各制御因子には2つの水準があります。信号因子はないので、技師は静的タグチ計画を作成します。

  1. 統計 > 実験計画法(DOE) > タグチ > タグチ計画を作成を選択します。
  2. 計画のタイプで、2水準計画を選択します。 各因子には2つの水準があります。
  3. 因子の数4を選択します。 実験には4つの制御因子と1つの雑音因子があります。
  4. 計画をクリックします。
  5. L8計画を選択します。
  6. 各ダイアログボックスでOKをクリックします。

結果を解釈する

因子数4、実行数8が含まれるL8計画の要約が表示されます。

Minitabワークシートには全16回の実行の各因子設定が表示されています。各水準には実際の設定値を入力できますが、この計画は最初の設定に1、2番目の設定に2と、デフォルトの設定値で作成されています。

計画の概要

タグチ直交表L8 (2^4)
因子: 4
実行数:    8
L8(2^7)直交表の列: 1 2 4 7
C1 C2 C3 C4
A B C D
1 1 1 1
1 1 2 2
1 2 1 2
1 2 2 1
2 1 1 2
2 1 2 1
2 2 1 1
2 2 2 2