残差の正規確率プロットには、分布が正規分布する場合の残差と期待値の関係が表示されます。
残差の正規確率プロットを使用して、残差が正規分布に従うという仮定を検証します。残差の正規確率プロットは、ほぼ直線になります。
非正規パターンを閲覧する場合、他の残差プロットを使用して、項の欠落や時間順序効果などのモデルの他の問題がないかをチェックします。残差が正規分布に従っていない場合、信頼区間とp値は不正確である可能性があります。
残差対適合値グラフでは、y軸に残差が、x軸に適合値がプロットされます。
残差対適合値プロットを使用して、残差はランダムに分布し、均一な分散が存在するという仮定を検証します。点に特徴的なパターンがなく、0の両側にランダムにくるのが理想的です。
パターン | パターンが示す意味 |
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残差が適合値周辺に扇状または不均等に分散している | 不均一分散 |
曲線 | 高次の項の欠損 |
ゼロから遠い点 | 外れ値 |
ある点が他の点からX軸方向に遠く離れている | 影響力のある点 |
課題 | 可能性のある解決方法 |
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不均一分散 | 応答変数または重みのBox-Cox変換の使用を検討します。 |
外れ値または影響力のある点 |
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残差対データ順序プロットには、データの収集順に残差が表示されます。
残差対変数プロットには、別の変数に対する残差の値が表示されます。その変数は既にモデルに含まれているかもしれませんし、あるいは含まれていなくても応答に影響を与える可能性がある値です。
ランダムでない残差のパターンは、変数が応答に体系的に影響を及ぼしていることを示します。この変数を分析に含めることを検討してください。