応答曲面計画(中心複合)の作成の例

科学者が、水晶の成長率を最大にする実験を行いたいとします。過去の研究により、触媒による露出時間、触媒の割合、温度により水晶の成長率のばらつきの多くが説明できることがわかっています。

科学者は、デフォルトである3つの因子の中心複合計画と2つのブロックを作成して、因子水準を割り当て、中心複合計画をランダム化します。

  1. 統計 > 実験計画法(DOE) > 応答曲面 > 応答曲面計画の作成を選択します。
  2. 計画のタイプで、中心複合を選択します。
  3. 連続因子数から、3を選択します。
  4. 計画をクリックします。
  5. 2番目の計画(20の実行と2つのブロックの完全計画)をホワイトボックスで選択して、OKをクリックします。
  6. 結果をクリックします。要約表と計画表を選択します。
  7. 各ダイアログボックスでOKをクリックします。

結果を解釈する

最初の表には、因子数、実行数、ブロック数、反復数の合計が含まれる計画の要約が示されています。

計画表では、コード化された因子名と水準を使用して、実験実行ごとの因子設定を表示します。たとえば、最初の実行では、因子Aと因子Cは水準1、因子Bは水準-1にあります。3つの因子と共に、計画には20の実行があります。ワークシートには、因子名と非コード化水準が表示されます。

デフォルトでは計画はランダム化されるので、この計画を作成するときの実行順序は、出力例の順序とは一致しません。

計画の概要

因子:3反復:1
ベース実行組:20実行総数:20
ベースブロック:2ブロック総数:2
α = 1.633
2水準実施要因計画:完全実施要因計画

点のタイプ

キューブ点:8
3次中心点:4
軸点:6
軸の中心点:2

計画表 (ランダム化)

実行BlkABC
111.000-1.0001.000
21-1.000-1.000-1.000
311.000-1.000-1.000
41-1.000-1.0001.000
511.0001.0001.000
61-1.0001.0001.000
71-1.0001.000-1.000
810.0000.0000.000
911.0001.000-1.000
1010.0000.0000.000
1110.0000.0000.000
1210.0000.0000.000
1320.0000.0000.000
1421.6330.0000.000
1520.0000.0000.000
1620.000-1.6330.000
1720.0000.000-1.633
182-1.6330.0000.000
1920.0001.6330.000
2020.0000.0001.633