応答曲面計画(ボックス-ベンケン)の作成の概要

応答曲面計画(Box-Behnken)を作成を使用して実験計画を作成し、データの曲面性をモデル化し、応答を最適化する因子設定を特定します。Box-Behnken計画は、同じ因子数の中心複合計画に比べて実行数が少ないため、データの曲面性をモデル化する必要があると分かっている場合に有効です。また、Box-Behnken計画にはすべての因子の極端な設定値での計画点は含まれないので、プロセスによってはより適している場合があります。 詳細は応答曲面計画、中心複合計画、ボックスーベンケン(Box-Behnken)計画とはを参照してください。

計画を作成すると、ワークシート内に計画情報が保存され、データを収集するべき順序が示されます。データを収集したら、応答曲面計画を分析を使用してデータを分析します。

たとえば、ある化学製品製造企業では、触媒反応における収量の最大化を試みています。研究者たちは、Box-Behnken計画を使って、触媒反応の収量(Yield)に対する時間(Time)と温度(Temp)の効果を分析しました。データは2つの異なる日付で得られたため、計画には2つのブロックが含まれています。

このMinitabワークシートでは、計画の一部が表示されます。研究者は、実行順序の列に表示される順序を使用してデータを収集することにより、実験を実行します。

C1 C2 C3 C4 C5 C6 C7
標準順序 実行順序 点タイプ ブロック 時間 温度  
4 1 2 1 100 150  
1 2 0 1 80 140  
2 3 2 1 100 145  
7 4 0 1 90 150  
3 5 2 1 80 145  
5 6 2 1 90 145  
6 7 0 1 90 145  

データの収集後、研究者は、ワークシートの空の列に応答データを入力し、計画を分析します。

計画を作成するうえでの様々な選択は、全体的な実験計画によって異なります。詳細は実験計画の段階を参照してください。

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統計 > 実験計画法(DOE) > 応答曲面 > 応答曲面計画の作成

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