応答曲面計画の2値応答を分析の方法

因子/共変量パターン

データセット内の1組の因子/共変量の値を説明します。因子/共変量パターンごとに、事象確率、残差、およびその他の診断測定値が計算されます。

たとえば、データセットに性別や人種の因子、年代の共変量が含まれている場合、これらの予測変数の組み合わせには、統計対象と同じ数のさまざまな共変量パターンが含まれている可能性があります。データセットに人種や性別の因子のみが含まれ、それぞれ2つの水準でコード化されている場合は、4つの因子/共変量パターンしかありません。データを、頻度または成功、試行、もしくは失敗として入力する場合、各行には1つの因子/共変量パターンが含まれます。

計画行列

計画ごとの計画行列を作成します。最初の列は定数項の列です。計画がK個のブロックにブロック化されている場合は、ブロックが(K-1)列存在します。ブロックのコード化は、要因配置モデルと同じ方法で使用します。その後、各主効果の列が続きます。カテゴリ因子を持つ項は複数列設定できます。モデルに二乗項が含まれる場合は、各二乗項に1列が割り当てられます。二乗項の列は、対応する因子とその二乗項の積になっています。モデルに交互作用項が含まれる場合は、各交互作用項に1列が割り当てられます。カテゴリ因子が含まれている交互作用は複数列設定できます。交互作用項の列は、交差している2つの列の積になっています。

データによってサポートされない項が削除された場合、これらの項は、保存されて計画行列には表示されません。保存される行列の列数は、表示される係数の数と一致します。