研究者が、家庭用芳香剤の3成分の比率が、香りを基準とした芳香剤の評価にどのように影響するかを調べたいと考えています。3つの成分は、橙花油、バラ油、オレンジ油です。
計画の要約表には、成分、プロセス変数、計画点、格子の次数、および混合要素の合計の数が表示されます。
各次元の限界値の数は、計画空間の複雑さ、すなわち計画空間を規定する頂点、辺、面などの数を示します。多くの場合、計画点は限界値の「コーナー」(頂点)または中央(辺または面)になります。アウトプット例では、計画空間は7の限界値を持ち、その内訳はゼロ次元の頂点3つ、1次元の辺3つ、および2次元の面1つとなります。
混合計画の作成後に計画空間や計画点をグラフとして図示するには、単体計画プロットを作成します。
一部の混合実験では、成分の一部または全部について下限および上限またはそのいずれかを設定することが必要です。この計画においては、混合成分表の限界値は、比率は0~1の範囲であるため、どの成分も限界値を持たないことを示しています。
計画表には、実験の各実行における成分の値が、コード化成分名と比コード化値で表されています。たとえば、最初の実験の実行において成分Aの比率は0.0000、成分Bは1.0000、成分Cは0.0000に設定されています。3つの成分で、計画の実験回数は7回です。ワークシートには、成分名と水準名が表示されます。
デフォルトでは計画はランダム化されるので、この計画を作成するときの実行順序は、出力例の順序とは一致しません。
成分: | 3 | 計画点: | 7 |
---|---|---|---|
プロセス変数: | 0 | 格子の次数: | 1 |
計画点タイプ | 1 | 2 | 0 |
---|---|---|---|
次元 | 0 | 1 | 2 |
数 | 3 | 3 | 1 |
計画点タイプ | 1 | 2 | 3 | 0 | -1 |
---|---|---|---|---|---|
個別の | 3 | 0 | 0 | 1 | 3 |
反復 | 1 | 0 | 0 | 1 | 1 |
総数 | 3 | 0 | 0 | 1 | 3 |
量 | 比率 | 擬似成分 | ||||
---|---|---|---|---|---|---|
成分 | 下限 | 上限 | 下限 | 上限 | 下限 | 上限 |
A | 0.0000 | 1.0000 | 0.0000 | 1.0000 | 0.0000 | 1.0000 |
B | 0.0000 | 1.0000 | 0.0000 | 1.0000 | 0.0000 | 1.0000 |
C | 0.0000 | 1.0000 | 0.0000 | 1.0000 | 0.0000 | 1.0000 |
実行 | タイプ | A | B | C |
---|---|---|---|---|
1 | 1 | 0.0000 | 1.0000 | 0.0000 |
2 | -1 | 0.6667 | 0.1667 | 0.1667 |
3 | -1 | 0.1667 | 0.6667 | 0.1667 |
4 | 0 | 0.3333 | 0.3333 | 0.3333 |
5 | 1 | 1.0000 | 0.0000 | 0.0000 |
6 | 1 | 0.0000 | 0.0000 | 1.0000 |
7 | -1 | 0.1667 | 0.1667 | 0.6667 |