最適実行順序の選択、一般完全実施要因計画の追補または改善

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タスクを選択し、最適計画の計画点の数を入力します。

最適計画を選択(C)

一般完全実施要因計画の候補となる実行からD-最適計画を選択するには、次の手順を実行します。

  1. タスク最適計画を選択を選択します。
  2. 点の数 (最適計画内)に、候補セットから選択する実験実行数を入力します。
  3. をクリックします。 D-最適性は項によって異なります。項を指定した後で、Minitabによって実験の実行が選択されます。

このワークシートの列には、一般完全実施要因計画が含まれています。Minitabではすべての因子がカテゴリ因子として分析されます。完全計画が最適計画の候補となるセットとなっています。

C1 C2 C3 C4 C5 C6 C7 C8
標準順序 実行順序 点タイプ ブロック 温度 端部キャップ 方法
53 1 1 1 125 60 0.25 摩擦
8 2 1 1 50 60 0.50 はんだ付け
40 3 1 1 100 60 0.50 はんだ付け
54 4 1 1 125 60 0.25 はんだ付け
21 5 1 1 75 60 0.25 摩擦

計画の追補・改善

次の手順を実行して、D-最適な方法で実験の実行を追加したり変更したりします。

実行順序はワークシート内の唯一の実行順序を使用するか、またはワークシート内の列を使用してどの実行順序が計画の一部かを特定することができます。

  1. タスクから、計画の追補/改善 (作成した指標列を任意に指定できます)を選択します。
  2. 点の数 (最適計画内)に、改善した計画に対する実験の実行数を入力します。同じ実行数に保つには、点の数に0を入力します。
  3. (オプション)追補する初期の実験を示す列と、最適計画に必須の実行を示す列を入力します。
    • 列内の数は、初期計画におけるその実験の実行の反復数です。0の値は、初期計画には含まれていないが、候補となる実験の実行の一部である点を表します。
    • 列内の符号は、その実験の実行が最適計画に必須かどうかを示します。
      • 正の値は計画に含む必要がない点を表します。
      • 負の値は最適計画に必須の点を表します。
  4. をクリックします。 D-最適性は項によって異なります。項を指定した後で、Minitabによって最適計画が追補または改善されます。
このワークシートでは、列C1~C8には一般完全実施要因計画が含まれています。初期計画の列には、どの点が追補または改善する初期計画に含まれているかが表示されています。
  • -2は、最適計画に少なくとも実行の反復が2回含まれることを表します。
  • 0は、初期計画に実験の実行が含まれないことを表します。改善後の計画ではこの実験の実行を含むことも除外することもできます。
  • -1は、最適計画に少なくとも実行の反復が1回含まれることを表します。
  • 1は、初期計画に実験の実行の反復が1回含まれていることを表します。改善後の計画ではこの実験の実行を含むことも除外することもできます。
  • 3は、初期計画に実験の実行の反復が3回含まれていることを表します。改善後の計画ではこの実験の実行を含むことも除外することもできます。
C1 C2 C3 C4 C5 C6 C7 C8 C9
標準順序 実行順序 点タイプ ブロック 温度 端部キャップ 方法 初期計画
53 1 1 1 125 60 0.25 摩擦 −2
8 2 1 1 50 60 0.50 はんだ付け 0
40 3 1 1 100 60 0.50 はんだ付け −1
54 4 1 1 125 60 0.25 はんだ付け 1
21 5 1 1 75 60 0.25 摩擦 3

計画の評価

次の手順を実行し、計画の最適性の測度を計算します。この情報は、計画の比較に利用できます。

実行順序はワークシート内の唯一の実行順序を使用するか、またはワークシート内の列を使用してどの実行順序が計画の一部かを特定することができます。

  1. タスクから、列を評価 (作成した評価列を任意に指定できます)を選択します。
  2. (オプション)評価する実験の実行を示す列を入力します。正の整数は、評価する計画に含まれるその実行の反復数です。0の値は計画に含まれていない点を表します。列を入力しない場合、ワークシート内の実行すべてが評価されます。
  3. をクリックします。 D-最適性は項によって異なります。項を指定した後で、Minitabによって実験の実行の評価が行われます。
このワークシートでは、列C1~C8には一般完全実施要因計画が含まれています。初期計画の列には、どの点が評価する初期計画に含まれているかが表示されています。
  • 0は、計画に実験の実行が含まれないことを表します。
  • 1は、最適計画に実験の実行の反復が1回含まれていることを表します。
  • 3は、最適計画に実験の実行の反復が3回含まれていることを表します。
C1 C2 C3 C4 C5 C6 C7 C8 C9
標準順序 実行順序 点タイプ ブロック 温度 端部キャップ 方法 初期計画
53 1 1 1 125 60 0.25 摩擦 0
8 2 1 1 50 60 0.50 はんだ付け 0
40 3 1 1 100 60 0.50 はんだ付け 0
54 4 1 1 125 60 0.25 はんだ付け 1
21 5 1 1 75 60 0.25 摩擦 3