変動性分析の応答を前処理の例

ある建築製品製造会社の品質エンジニアが、新しい断熱材製品を開発しています。エンジニアは、いくつかの因子が断熱材の強度の変動性に及ぼす影響を調査するために、2水準完全実施要因計画実験を計画します。強度実験の実施中に、断熱材強度の変動性に対する因子の影響を調べるため、追加サンプルを収集することにします。エンジニアは、因子設定の各組み合わせに対して強度の6つの繰り返し測定値を収集し、繰り返しの標準偏差を計算します。

応答の変動性を分析するには、まず応答として使用する標準偏差を変動性分析の応答を前処理で指定する必要があります。

  1. 標本データを開く、 断熱材の強度.MTW.
  2. 統計 > 実験計画法(DOE) > 要因計画 > 変動性分析の応答を前処理を選択します。
  3. 分析に使用する標準偏差で、ワークシート内にすでにある標準偏差を選択します。
  4. 標準偏差の使用先に、標準偏差を入力します。
  5. 計数を使用に、Nを入力します。
  6. OKをクリックします。
応答の前処理では、何も出力されません。品質技師はこれで、変動性の分析を使用して変動性に対する因子の効果を評価することができます。