軸点を追加

因子の二乗項を推定するために、計画に軸点を追加します。軸点は、2水準要因計画とプラケットｰバーマン計画に連続因子のみが含まれている場合に追加することができます。この修正によって、計画は要因計画から中心複合応答曲面計画に変わります。詳細は、応答曲面計画、中心複合計画、ボックスｰベンケン（Box-Behnken）計画とはを参照してください。

アルファ値

アルファ（α）とは、中心複合計画における各軸点（星点とも呼ばれる）の中心からの距離（コード化単位）です。αおよび中心点の数によって、その計画を直交ブロック化できるかどうか、および回転できるかどうかが決まります。詳細は、中心複合計画におけるアルファ（α）とはを参照してください。アルファの値を指定するには次のいずれかを選択します。

• デフォルト (可能な場合は回転可能)：計画の頂点の数に基づいてアルファ（α）の値を決定します。αのデフォルト値は、できる限り計画が回転可能になるように決定されます。アルファ（α）は計画の中心ではない点の数によって変わります。軸点の因子の値は、因子の現時点の最高水準と最低水準の範囲外にあります。
• 面心：面心計画（α=1）が作成されます。軸点の因子の値は、因子の最高水準と最低水準と同じです。面心軸点は、最高水準と最低水準が因子と同じくらい極端なときによく使用されます。たとえば、特定の実験では、因子の最高水準と最低水準は、安全に実行できる水準のうちで最も極端な水準になります。このため、実験を設計する技師は、軸点を現時点で最大の値と最小の値に設定します。
• カスタム：コード化単位でαの値を入力します。コード化単位では、因子の最高水準と最低水準は+1と-1になります。カスタム水準は、回転可能な水準が実現できない場合によく使用されますが、因子の現時点での最高水準と最低水準を上回る値になる可能性があります。たとえば、技師は軸点を回転可能にしたいと考えても、回転可能な水準が極端すぎるため、設定することができません。技師は、設定可能な最大値をコード化単位で入力します。

次の数の中心点を追加 (軸のブロックに)

正の整数を入力して、軸ブロックに中心点を追加します。計画に中心点を追加したくなる理由はいくつかあります。詳細は、Minitabによる2水準要因計画への中心点の追加方法または応答曲面計画に中心点を含めるべきかを参照してください。