計画を定義する際は、次のガイドラインを考慮してください。
- 計画の目的は2水準因子の分析である
- テキスト因子には水準が2つ必要です。不備のある実行があることを見込んで、数値因子にはどのような数字の値を含めることができます。
- 計画のサイズが適切である
- サンプルサイズと検出力は、実質的に重要な効果のサイズに対して好ましいものでなければなりません。プロット全体の統計的有意性を評価するために、計画には変更が難しい因子の各水準の組み合わせに対してプロット全体が1つ必要です。
- 計画には1~3の変更が難しい因子がある
- 変更が難しい因子とは、時間や費用の制約により完全にランダム化するのが難しい因子です。たとえば、温度は一般的な変更が難しい因子です。温度を変更すると、安定するまで長い時間がかかるためです。
- 実行順序はデータ収集のためランダム化されている
- ワークシートに実行順序が含まれる列がある場合は、計画を定義する際にその列を指定することができます。そうでない場合は計画を定義した後にで計画をランダム化することができます。
- プロット全体を示す列が存在する、または同じプロット全体に含まれる実行が隣接する行に入っている
- ワークシートに、各プロット全体にどの実行が含まれているかを示す列がある場合は、計画を定義する際にその列を指定することができます。プロット全体に別のプロット全体の反復となる実験の実行が含まれている場合でも、各プロット全体には異なる符号が付けられている必要があります。あるいは、プロット全体のサイズを指定してMinitabに列を作成させることもできます。新しい列の数字は、指定したサイズと同じ回数繰り返されます。よって、プロット全体の行は同じワークシートに一緒に入っている必要があります。