ワークシートにすでにある計画列を指定することができます。計画情報が含まれる列がない場合は、自動的に新規の列が作成されます。
- 標準のデータ順序列
- 列を指定しない場合、データの行順の列が作成されます。標準順序は、イェイツ(Yates)順序とも呼ばれます。
- データの順序:標準順序列がワークシートにない場合、または標準順序がワークシートの順序である場合、このオプションを選択します。
- 列を指定:ワークシートに実験実行の標準順序を特定する列が含まれている場合、このオプションを選択します。
- 実行順序列
- 列を指定しない場合、データの行順の列が作成されます。
- データの順序:ワークシートに実行順序列がない場合や、実験の順序が実行するべき順番になっている場合は、このオプションを選択します。
- 列を指定:ワークシートの列に実験実行が行われる順序を特定する列が含まれている場合、このオプションを選択します。
- 中心点
- Minitab統計ソフトウェアでは中心点を特定するために、中心点の行に0、その他の行に1が含まれる列が使用されます。列を設定しない場合、すべての行が1の列が作成されます。新しく作成された列は、計画を定義した後に直接編集して中心点を指定することができます。
- 中心点なし:正しいフォーマットの列がワークシートに保存されていない、またはワークシートに中心点の実行が含まれていない場合は、このオプションを選択します。
- 列を指定:正しいフォーマットの列がワークシートに保存されている場合は、このオプションを選択します。
- ブロック
- 複数の値が入った列を指定すると、Minitab統計ソフトウェアではモデルのブロックの項を含みます。列を指定しない場合、すべての行が1の列が作成されます。新しく作成された列は、計画を定義した後に直接編集してブロックを識別することができます。
- ブロックなし:ワークシートにブロック列が存在しない場合や計画にブロックが存在しない場合は、このオプションを選択します。
- 列を指定:ワークシートの列によって、各ブロックに含まれる実行が示されている場合は、このオプションを選択します。
このワークシートでは、これらの列から計画に関するさらなる情報が得られます。
- 標準順序:この列には標準順序での実行が含まれています。中心点は、標準順序で並んだ各ブロックの最後の実行です。
- 実行順序:この列には、実験を実行するべき順番が含まれています。このワークシートでは、実行順序が標準順序にならないよう、因子設定の順序がランダム化されています。
- 中心点:この列では、2つの数値因子がその上下設定値の中間に設定されている最初の行に0が入っています。その他の行については、この列では1が入っています。
- ブロック:この列は、計画の標準順序において先頭のブロックは1、2番目のブロックは2となっています。ブロックはランダム化されているため、実行順序では2は1に先行します。同じブロックのすべての実行は、実行順序で隣接しています。
C1 |
C2 |
C3 |
C4 |
C5 |
C6 |
標準順序 |
実行順序 |
中心点 |
ブロック |
時間 |
温度 |
10 |
1 |
0 |
2 |
35 |
175 |
8 |
2 |
1 |
2 |
20 |
200 |
6 |
3 |
1 |
2 |
20 |
150 |
7 |
4 |
1 |
2 |
50 |
150 |
9 |
5 |
1 |
2 |
50 |
200 |
2 |
6 |
1 |
1 |
50 |
150 |