2水準要因計画(ジェネレータの指定)を作成の計画を指定する

統計 > 実験計画法(DOE) > 要因計画 > 要因計画の作成 > 計画

基本計画を指定した後、ジェネレータをクリックして因子とブロックのジェネレータを指定します。

利用可能な計画

基本計画の実行数と計画の分解能を選択します。計画に含まれる実行数は中心点の数や反復数、および計画を折り重ねるかどうかによっても異なります。

計画の分解能は、因子とブロックを追加する際に使用するジェネレータによって異なります。分解能に関する詳細は、要因計画における計画の分解能とはを参照してください。また利用可能な計画の選択方法に関する詳細は、要因計画を選択するを参照してください。

ブロックあたりの中心点のラン数

計画に中心点を含めたい場合は、適切な数の点を選択してください。中心点を使用して応答の曲面性を検出することができます。また、中心点を使用して、すべての頂点を反復することなく変動性を推定することもできます。

中心点は、低水準と高水準の中間に数値因子が設定されている時の実行数です。たとえば、数値因子に水準100と200があるとすると、中心点は150に設定されます。テキスト値がある場合は、テキスト因子の各水準の中心点と数値因子の中間水準が足されます。たとえば、計画に水準A、Bのテキスト因子と、水準100と200の数値因子が含まれているとします。基本計画に中心点を1つ追加すると、Minitabでは水準Aと150の中心点1つと、水準Bと150の中心点1つが足されます。よって、Minitabでは、指定した各中心点に対して2つの中心点が追加されます。

反復によって、指定した数を超えてさらに中心点が追加されることはありません。たとえば、3つの中心点、2つの反復、および1つのブロックを指定した場合、計画には3つの中心点が含まれます。

コーナー点の反復数

コーナー点の反復数を選択します。反復とは、同じ因子設定(水準)で実験を複数回実行することです。1回の反復は、実験を1度実行する基本計画と同等です。反復が2回になると、各実験を2回(ランダムに)実行、という風に続きます。

反復数を増やすことで、モデルの精度や、効果を検出する検出力が高くなります。計画に含める反復数は、利用可能なリソースや計画の目的を元に検討してください。たとえば、スクリーニング計画や連続実験では、基本計画(反復1回)から始めて、データを分析後に反復を追加するかどうかを検討します。反復は、統計 > 実験計画法(DOE) > 計画を修正で後から計画に追加できます。反復に関する詳細は、計画実験における反復と繰り返しを参照してください。