要因計画の分析における適合度統計量の方法と計算式

S

表記

用語説明
誤差の平均平方誤差の平均平方

R二乗

R2は、決定係数とも言います。

計算式

表記

用語説明
yi i番目の観測された応答値
平均応答
i番目の適合された応答

R二乗(調整済み)

調整済みR2値に負値が算出される場合がありますが、Minitabでは0を表示します。

表記

用語説明
i番目の観測された応答値
i番目の適合された応答
平均応答
n観測値数
pモデルにおける項の数

R二乗(予測)

R2(予測)値に負値が算出される場合がありますが、Minitabでは0を表示します。

表記

用語説明
yi i番目の観測された応答値
平均応答
n 観測値数
ei i番目の残差
hi X(X'X)–1X'i番目の対角要素
X計画行列

予測残差平方和

モデルの予測能力を評価します。計算方法は以下の通りです。

表記

用語説明
n観測値数
eii番目の残差
hi

以下のi番目の対角要素

X (X' X)-1X'

R二乗(WP)

分割実験計画では、R2(WP)は変更が難しい因子のみを伴うモデルに含まれるすべての項で説明されるプロット全体の変動率です。

表記

用語説明
平方和(WP誤差プロット全体の誤差項の平方和
全体平方和(WP)プロット全体の誤差項と変更が難しい因子のみを伴うすべての項の逐次平方和の合計

R二乗(SP)

分割実験計画では、R2(SP)はモデルで説明される(プロット全体内の)サブプロット間の変動率です。

表記

用語説明
平方和(SP誤差サブプロットの誤差項の平方和
全体平方和(SP)全体平方和~全体平方和(WP)
全体平方和(WP)プロット全体の誤差項と変更が難しい因子のみを伴うすべての項の逐次平方和の合計

対数尤度

非加重分析の場合、次の式を使用します。
観測値に重みが設定されている分析の場合、次の式を使用します。

重みが0の観測値は分析に使用されません。

表記

用語説明
n観測値数
不合格モデルの誤差の平方和
wii番目の観測値の重み値

AICc(補正赤池情報量基準)

AICcは次の場合には計算されません。.

表記

用語説明
n観測値数
pモデルの係数の個数(定係数を含む)

BIC(ベイズ情報量基準)

表記

用語説明
pモデルの係数の個数(定係数を含む)
n観測値数

マローズのCp

表記

用語説明
誤差平方和p検討中モデルの平方和の誤差
平均平方誤差m候補となる全ての項を含むモデルの平均平方誤差
n観測値数
p定数項を含むモデル内の項の数