計画に2つの因子(因子1と因子2)があるとします。因子1には2つの水準(aとb)があり、因子2には3つの水準(x、y、z)があります。因子1のデータはC1にあり、因子2はC2にあり、応答はC3にあります。モデル内の因子1、因子2、および2元の交互作用「因子1*因子2」を使用して一般線形モデルを実行します。
このオプションにより、ワークシートの値を使用して適合値を判断できます。
適合値が、ワークシートの次に使用可能な空の列に適合値1という名前で保存されます。
出力で次のような係数が得られるとします。
項 係数 係数の標準誤差 T P 定数 8.0000 0.5528 14.47 0.000 因子1 a -0.6667 0.5528 -1.21 0.273 insi 2 x 5.0000 0.7817 6.40 0.001 y -2.0000 0.7817 -2.56 0.043 因子1*因子2 a x -2.8333 0.7817 -3.62 0.011 a y 1.6667 0.7817 2.13 0.077
式は次のとおりです。
データセットの9行目に「因子1 = b」および「因子2 = z」があるとします。適合値は次のとおりです。
= 8.00 + - 0.6667*-1 + 5.00*-1 - 2.00*-1 - 2.8333*-1*-1 + 1.6667*-1*-1
= 8.00 + 0.6667 - 5.00 + 2.00 - 2.8333 + 1.6667
= 4.5
オプション1で説明したように適合値を保存することを選択した場合、適合値1列の9行目が4.5になります(因子1 = bおよび因子2 = zの場合)。
デフォルトでは表示されない係数をMinitabで表示できます。