混合効果モデルの当てはめに対する予測の条件付き統計量を求める方法と計算式

目的の方法または計算式を選択してください。

条件付き適合値

条件付き適合値は次の等式で計算されます。

表記

用語説明
固定効果項用の新しい設定のベクトル
固定効果項の推定係数
ランダム項用の新しい設定のベクトル
ランダム項のBLUP法(最良線形不偏予測法)

条件付き適合値の標準誤差(SE Fit)

条件付き適合値の標準誤差は、次の分散式の平方根と等しくなります。

ここで、

Xは固定効果項の計画行列であり、Zはランダム項の計画行列です。

条件付き平均の信頼区間

特定の予測値における推定された平均応答値が分類されると予測される範囲。

は条件付き適合値です。は適合値の標準誤差です。

条件付き適合値の場合は自由度はこの計算式を使います。

ここで、
および

表記

用語説明
W次の漸近的な分散共分散行列

表記に関する詳細は「混合効果モデル適合時の条件付き適合値と残差」」を参照してください。

条件付き予測区間

条件付き予測区間は以下になります。

は新しい変数設定の条件付き適合値です。

=

=

条件付き適合値の場合は自由度はこの計算式を使います。

ここで、

表記

用語説明
W分散成分推定値の漸近的な分散共分散行列
I恒等行列
i番目の変量効果項の分散成分
固定効果項用の新しい設定のベクトル
ランダム項用の新しい設定のベクトル
cモデル内のランダム項の数
B
C21
G
mi次の水準の数変量効果
X固定効果項が次の場合のn x p計画行列
分散共分散行列の逆行列
次のn x mi計画行列ランダム項