混合効果モデルの当てはめのモデルを指定する

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モデルに交互作用項や多項式項を追加することができます。デフォルトでは、モデルにはメインダイアログボックスで入力した因子と共変量しか含まれていません。デフォルトをクリックすると、いつでもこのモデルに戻れます。

モデル内の項には()を使って枝分かれ因子が表示されます。たとえば、「工場」から「作業者」が枝分かれしている場合、「作業者(工場)」と表示されます。

項の追加方法はいくつかあります。例を図で示して説明します。例では、因子/共変量のリストは3つの連続変数X、Y、Zと2つのカテゴリ変数A、Bを持つと仮定しています。

選択した因子、共変量、およびモデル項を使用して項を追加
最低1つの因子、共変量、または項を選択します。複数の項を選択、または選択を解除する場合はCtrlキーを押しながら因子、共変量、または項をクリックします。
交互作用の次数
そのあと、すべての交互作用を指定の次数に追加します。変数X、Y、Aを選択し、3次の交互作用を追加するとします。追加をクリックすると、X*Y、X*A、Y*A、X*Y*Aが追加されます。
項の次数
曲線のモデル化で使用します。このオプションでは、べき乗と交互作用を規定の次数追加します。べき乗は共変量にのみ使います。X、Y、Aと、3次の項を選択したと仮定します。追加をクリックすると、XとYのべき乗X*X、Y*Y、X*X*X、Y*Y*Yが追加されます。さらに、予測変数とべき乗の交互作用X*Y、X*A、Y*A、X*X*Y、X*Y*Y、X*X*A、X*Y*A、Y*Y*Aも追加されます。
モデル内の交差因子、共変量、および項
このオプションは以下のように使うことができます。
  • 2つ以上の因子と共変量を交差させることができます。X、Y、Zを選択したと仮定します。追加をクリックすると、X*X、X*Y、X*Zの項が追加されます。
  • すでにモデルに挿入されている項を2つ以上交差させることができます。X*AとX*Bがモデルに挿入されていると仮定します。これらの項のみを選んだ状態で追加をクリックすると、X*X*A*Bが追加されます。
  • 因子と共変量をモデル内の項と交差させることができます。モデル内にX*XとY*Yがあるとします。これらの項と因子A、Bを選択し追加をクリックすると、X*X*A, X*X*B, Y*Y*A, Y*Y*Bが追加されます。各因子と各モデル項は交差できますが、モデル項同士は交差できません。

交差させたい項のみが選択されている状態にするためには、項目の選択を解除します。選択を解除する場合は、Ctrlキーを押しながら因子、共変量、または項をクリックします。

モデル内の項
モデルに項を追加する場合、項はダイアログボックスの空白に一覧表示されます。このエリアでは個々の項を選択、または項のグループを選択し、削除や並び替えを行えます。
デフォルト
メインダイアログボックスで入力した因子と共変量のみがモデルに設定されます。
項を削除する
モデルから項を削除できます。削除したい項を選択し、ダイアログの削除.をクリックします。項をダブルクリックしても削除することができます。
項を並び替える
項を選択し、ダイアログの矢印をクリックすることで、項を上下に移動させることができます。隣接する項をまとめて動かすこともできます。先頭の項をクリックし、Shiftキーを押した状態で末尾の項をクリックすると、項をまとめて選択できます。適当な矢印をクリックし、まとめて移動させます。