混合効果モデルの当てはめにおける条件付き適合値と残差を求める方法と計算式

目的の方法または計算式を選択してください。

条件付き適合値

条件付き適合値は次の等式で計算されます。

表記に関する詳細は、「方法」「固定効果の検定」「変量効果予測」のセクションを参照してください。

条件付き適合値の標準誤差(SE Fit)

条件付き適合値の標準誤差は、以下の行列の対角要素の平方根です。

ここで、

条件付き平均の信頼区間

特定の予測値における平均応答値が分類されると予測される範囲。

は条件付き適合値です。は適合値の標準誤差です。

条件付き適合値の場合は自由度はこの計算式を使います。

ここで、
および

表記

用語説明
W漸近的な分散共分散行列

表記に関する詳細は、「方法」と「固定効果の検定」のセクションを参照してください。

条件付き残差

残差は、観測値と適合値の差です。この部分の観測値は適合モデルでは説明されません。

管理図の中でも条件付き残差は、次の式で計算されます。

表記

用語説明
yi 管理図の中でも応答値
管理図の中でも条件付き適合値

標準化条件付き残差

標準化残差は、「内部的スチューデント化残差」とも呼ばれます。

残差の標準偏差は、残差分散行列の適切な対角平方根です。

ここで

表記

用語説明
ei残差
Std(ei)残差の標準偏差(残差)