主効果プロットには、カテゴリ変数内の各グループの平均が表示されます。
Minitabでは、カテゴリ変数の値ごとに平均値をプロットすることにより、主効果プロットを作成します。各変数の点は、ラインで結ばれます。カテゴリ変数に主効果があるかどうかを判断するには、このラインを見ます。全体の平均には参照ラインが引かれます。平均値を結ぶラインは、次のように解釈します。
- ラインが水平(X軸に平行)な場合、主効果はありません。応答平均は、すべての因子水準において同じです。
- このラインが水平でない場合は、主効果があります。応答平均は、すべての因子水準で同じではありません。ラインの傾きが急なほど、主効果の規模も大きくなります。
このプロットを使用して効果を表示することができますが、必ず適切な分散分析(ANOVA)検定を実行し、その効果の統計的な有意性を評価してください。交互作用効果が有意な場合は、その交互作用効果を考慮せずに主効果を解釈することはできません。