ウィルク、ローリー-ホートリング、およびピライの検定におけるF統計量はsを使って計算されます。F-統計量はs = 1または2のときは正確な値ですが、そうでない場合は近似値です。Minitabでのsの計算方法に関する詳細については、多変量分散分析検定の方法と計算式を参照してください。
Minitabは、sを用いてF値とp値を計算します。通常、解釈が容易なp値を評価します。
ウィルク、ローリー-ホテリング、およびピライの検定におけるF統計量はmを使って計算されます。Minitabでのmの計算方法に関する詳細については、多変量分散分析(MANOVA)検定の方法と計算式を参照してください。
Minitabは、mを用いてF値とp値を計算します。通常、解釈が容易なp値を評価します。
ウィルク、ローリー-ホテリング、およびピライの検定におけるF統計量はnを使って計算されます。Minitabでのnの計算方法に関する詳細については、「多変量分散分析(MANOVA)検定の方法と計算式」を参照してください。
Minitabは、nを用いてF値を計算し、その後p値を計算します。通常、解釈が容易なp値を評価します。
ウィルク、ローリー-ホテリング、およびピライの検定の統計量のp値を調べて、モデルの効果に有意な証拠があるかどうかを判断します。p値が有意水準より小さい場合、効果は統計的に有意です。通常は、いずれの検定を使用しても同じ結論に到達します。結論が異なる場合、どの検定がデータに最適なのかを判断します。
Minitabでの検定統計量の計算方法に関する詳細については、それぞれの方法と計算式を参照してください。
Minitabは、検定統計量を用いてF値とp値を計算します。通常、解釈が容易なp値を評価します。
F値を使用してMinitabで計算されるp値に基づいて、項およびモデルの統計的有意性に関する決定を下すことができます。p値は帰無仮説を棄却するための証拠を測定する確率です。確率が低いほど、帰無仮説を棄却する強力な証拠となります。
F値の大きさが十分であれば、その項またはモデルが有意であることを示します。
F値から帰無仮説を棄却するかどうかを判断するには、F値を棄却限界値と比較します。Minitabで棄却限界値を計算することも、ほとんどの統計に関する書籍に掲載されているF分布表で棄却値を見つけることもできます。Minitabでの棄却限界値の計算方法については、 逆累積分布関数(ICDF)の使用に進み、「逆累積分布関数で棄却限界値を計算する」をクリックします。
DF Numは、MinitabがF値を計算するための分子の自由度です。
Minitabは、F値を用いてp値を計算します。通常、解釈が容易なp値を評価します。
DF Denomは、MinitabがF値を計算するための分母の自由度です。
Minitabは、F値を用いてp値を計算します。通常、解釈が容易なp値を評価します。
p値は帰無仮説を棄却するための証拠を測定する確率です。確率が低いほど、帰無仮説を棄却する強力な証拠となります。