完全枝分かれ分散分析モデルのすべての因子はランダムです。したがって、統計的に有意な因子は、応答での変動量に寄与することを示します。
要因 | 自由度 | 平方和 | 平均平方 | F値 | p値 |
---|---|---|---|---|---|
工場 | 3 | 731.5156 | 243.8385 | 5.854 | 0.011 |
作業者 | 12 | 499.8125 | 41.6510 | 1.303 | 0.248 |
シフト | 48 | 1534.9167 | 31.9774 | 2.578 | 0.000 |
バッチ | 128 | 1588.0000 | 12.4062 | ||
合計 | 191 | 4354.2448 |
これらの結果で、分散分析の表は工場とシフトは水準0.05において統計的に有意であることを示しています。作業者の効果は水準0.05においては統計的に有意ではありません。モデルに含まれる効果は全自由度を使うため、別のバッチの統計的有意性をテストする自由度は残されていません。
分散成分を調べて、分析における変動のうち、ランダムな各項が原因の変動量を特定します。値が高いほど、項は応答に対しより多くの変動性を与えることを示しています。
要因 | 分散成分 | 合計の% | 標準偏差 |
---|---|---|---|
工場 | 4.212 | 17.59 | 2.052 |
作業者 | 0.806 | 3.37 | 0.898 |
シフト | 6.524 | 27.24 | 2.554 |
バッチ | 12.406 | 51.80 | 3.522 |
合計 | 23.948 | 4.894 |
これらの結果で、分散成分の推定値は、処理、シフト、工場に起因する変動性が、全体の変動性のそれぞれ52%、27%、18%であることを示しています。