有効な結果が確実に得られるようにするため、データの収集、分析の実行、結果の解釈時には、次のガイドラインを考慮してください。
計画に共変量、固定因子、または交差因子が含まれている場合は、一般線形モデルの適合を使用します。
因子の詳細は、因子と因子水準、因子、交差因子、枝分かれ因子とは、固定因子と変量因子の違いを参照してください。
枝分かれは釣り合い型である必要はありません。枝分かれ因子には、枝分かれ因子のある水準で少なくとも2水準なければなりません。因子Bが因子A内で枝分かれしている場合、それぞれのAの水準内にBの不等水準がある可能性があります。また、Bの水準の識別に使われる見出しは、それぞれのAの水準と異なることもあります。ただし、完全な枝分かれ計画が不釣り合いである場合、Minitabでは、Fやp値は計算できません。
Minitabでは、完全枝分かれ分散分析のすべての計算に逐次(Type I)平方和を使用します。調整平方和を使う場合は、一般線形モデルの適合を使用してください。
計画が完全に枝分かれしていない場合は、一般線形モデルの適合を使用します。
無作為標本を使用して母集団についての一般化または推定を行います。データが無作為に収集されていなければ、結果は母集団とならない可能性があります。
モデルがデータに適合しない場合、結果は、誤った認識を与える可能性があります。出力において、残差プロットを使用して、モデルのデータへの適合度を判断します。