有効な結果が確実に得られるようにするため、データの収集、分析の実行、結果の解釈時には、次のガイドラインを考慮してください。
計画に共変量が含まれている場合は、一般線形モデルの適合を使用します。
カテゴリ因子は、交差因子および枝分かれ因子、また固定因子および無作為因子である可能性があります。
因子の詳細は、因子と因子水準、因子、交差因子、枝分かれ因子とは、固定因子と変量因子の違いを参照してください。
釣り合い型データの条件は、枝分かれ因子にも拡張されます。Aに3つの水準があり、BがAの中で枝分かれしている場合を考えてみます。Aの最初の水準の中でBに4つの水準がある場合、Aの2番目の水準と3番目の水準でもBは4つの水準を持つ必要があります。Minitabでは、不釣り合いな枝分かれがある場合はメッセージが表示されます。データが釣り合い型であるという条件は、欠損データが省略されたあとで保持される必要があります。
計画が不釣り合いな場合は、一般線形モデルの適合を使用します。
バランス型計画に関する詳細については、バランス型計画とアンバランス型計画を参照してください。
無作為標本を使用して母集団についての一般化または推定を行います。データが無作為に収集されていなければ、結果は母集団とならない可能性があります。
モデルがデータに適合しない場合、結果は、誤った認識を与える可能性があります。出力において、残差プロットおよびモデル要約統計量を使用して、モデルのデータへの適合度を判断します。