データが二項分布に従っている場合は次の手順を行います。
- 応答に、不良などの各サンプルの事象数が含まれている列を入力します。 二項データがあると、各サンプルの比率が全体比率と比較されます。
- データの分布で、二項を選択します。
- サンプルサイズで、各サンプルに含まれる観測値の数を入力します。各サンプルに含まれる観測値数は同じでなければなりません。 決定限界は正規分布に基づくため、正規分布が二項分布に確実に近似するような十分な大きさの標本にします。正規分布は、np > 5、n(1 − p) > 5の際に十分となります(nは標本の大きさ、pは事象比率)。
このワークシートでは、パイプは応答です。各行はサンプルとなる100本のパイプの内、不良パイプが何本であったかの数を示しています。たとえば、検査員は最初のサンプルに不良パイプ1本、2番目のサンプルに不良パイプ6本と記録しています。