歩留り(YTP)とは、生産された良好単位を工程の各ステップに進んだ合計単位数で割ったものです。歩留りでは、工程でのスクラップ率と再加工率が考慮されます。
歩留りを計算する場合、再加工やスクラップが発生せずに工程を終えた単位のみをカウントします。
全体歩留り(YRT)は、1つの単位が全工程を欠陥なしで通過する確率です。全体歩留り(YRT)を計算するには、各工程での歩留りをすべて乗算します。
歩留りを計算する場合、再加工やスクラップが発生せずに工程を終えた単位のみをカウントします。
上記の例の場合、YRT = ステップ1のYTP * ステップ2のYTP * ステップ3のYTPとなります。
つまり、ラベル工程の全体歩留りは、0.95 * 0.84 * 0.88 = 0.70となります。結果として、工程に入った1,000枚のうち、700枚のラベルが許容可能として工程を終えました(700/1000 = 0.70)。