可変チャートの基本

変動グラフとは

変動性チャートは、因子と応答の関係をグラフィカルに表現したものです。変動性グラフを使用して、特にデータ分析の予備段階で分散データの分析をグラフィカル形式で表示し、データ、考えられる関係、および変動の根本原因を表示します。 可変グラフは、相互作用を理解する上で特に役立ちます。

Minitabでは、最大8つの因子に対して変動グラフを描画します。管理図には、各因子水準の組み合わせにおける平均が表示されます。

因子水準平均の平均接続線を使用した4因子変動グラフの例

この例では、因子Aと因子Bにはそれぞれ4つのレベルがあり、因子Cと因子Dには2つのレベルがあります。

平均測定値を示す管理図では、因子水準の組み合わせが縦線で区切られています。各セルに、因子水準の組み合わせのデータポイントと平均値が表示されます。例えば、最初のセルには、A=1、B=1、C=1、D=1、2の因子水準の組み合わせのデータポイントと平均値が示されています。

この変動性グラフには、因子 A、B、および C の因子水準平均線が含まれます。
  • 最初の8つのセルに伸びる横線には、A=1のときの因子Aの平均が示されています。
  • 最初の2つのセルに伸びる横線には、B=1のときの因子Bの平均が示されています。
  • 最初のセルに伸びる横線には、C=1のときの因子Cの平均が示されています。

標準偏差管理図には、各因子水準の組み合わせの標準偏差が示されています。この例の標準偏差は、比較的一貫して変化しているように見えます。