Minitabでは、分布を使用する方法とノンパラメトリック法の許容限界区間を使用できます。データが分布に従うことを十分に仮定できる場合は、分布を用いた方法の許容限界区間を使用することができます。データが分布に従うことを十分に仮定できない場合は、別の分布を使用するか、ノンパラメトリック法の許容限界区間を使用する必要があります。
データが分布に従うと仮定できるかどうかを判断するには、アンダーソン-ダーリング検定で得られたp値を有意水準(α)と比較します。有意水準0.05は、データが実際には分布に従っているにも関わらず、従っていないと結論付けてしまうリスクが5%あることを示しています。
確率プロットは、プロットされた点がワイブル分布の適合線に沿っていることを示しており、これはデータがワイブル分布に従うということを表しています。さらに、適合度検定のp値は0.178で、これは有意水準の0.05よりも大きくなっています。データがワイブル分布に従っていないと結論付けることはできないため、ワイブル分布に対して区間を使用することができます。