Minitabでは、分布を使用する方法とノンパラメトリック法の許容限界区間を使用できます。データが分布に従うことを十分に仮定できる場合は、分布を用いた方法の許容限界区間を使用することができます。データが分布に従うことを十分に仮定できない場合は、別の分布を使用するか、ノンパラメトリック法の許容限界区間を使用する必要があります。
データが分布に従うと仮定できるかどうかを判断するには、アンダーソン-ダーリング検定で得られたp値を有意水準(α)と比較します。有意水準0.05は、データが実際には分布に従っているにも関わらず、従っていないと結論付けてしまうリスクが5%あることを示しています。
- p値 ≤ α:データは分布に従いません(H0を棄却する)
- p値が有意水準以下の場合、データは分布に従わないと結論付けることができます。この場合、別の分布を使用するか、ノンパラメトリック法の許容限界区間を使用する必要があります。
- p値 > α: データは分布に従わないと結論付けるのに十分な証拠はありません(H0を棄却しない)
- p値が有意水準より大きい場合、データは分布に従わないと結論付けるのに十分な証拠とはなりません。この場合、分布を用いた方法の許容限界区間を使用することができます。