対称性プロットを計算するため、Minitabでは以下の処理を行います。
- n値を昇順に並べ替えます。
- 中央値を計算します。
- 値(a、b)の順序付けペアを以下の方法で作成します。
- 最初のペア(a、b)は、中央値より上の直近値(a)と中央値より下の直近値(b)で構成されます。
- 2番目のペアは、中央値より上の2番目の直近値と中央値より下の2番目の直近値で構成されます。
- このパターンを続けて、合計でn / 2個(nが偶数の場合)または(n - 1)/ 2個(nが奇数の場合)の順序付けされた値のペアを形成します。
- 値の順序付けペアごとに、プロットの距離値を計算します。x座標はaと中央値の間の距離であり、y軸はbと中央値の間の距離です。
- 距離の順序付けペアをプロットします。
それぞれの順序付けされたペアにおいて、両方の値は中央値から遠くに離れるため、対称性プロットの左から右に向かって両方の座標が増加します。
Minitabには、分布を別の観点から表現したヒストグラムも表示されます。