パレート図の主要な結果を解釈する

パレート図を解釈するには、次の手順を実行します。

ステップ1: 棒の順序を調べる

パレート図は、最大発生頻度から最小発生頻度の順に棒が並べられた棒グラフです。パレート図を使用して、最大から最小の順に欠陥に順位を付け、品質改善努力の優先順位を決定できます。

指定したパーセント(通常は95%)の欠陥を分類した後、Minitabでは、残りの欠陥を「その他」という名前のグループにまとめて分類します。「その他」カテゴリは、それより前のカテゴリより数が多い場合でも必ず最後の棒として表示されます。

主要な結果: 計数、パーセント

これらの結果において、最大の苦情の発生源は「部屋」です。この管理図は、部屋に関する苦情が104件発生し、苦情全体の45.4%を占めることを示しています。

ステップ2: 累積パーセント線を調べる

累積パーセント線は最初(最長)の棒から始まって最後の棒まで延びており、この線に基づいて各カテゴリの累積による寄与度を評価することができます。累積パーセントは、グループ変数を使用しており、すべてを1つのグラフに表示するのでない限り、管理図の下にも棒ごとに表示されます。

主要な結果: 累積%

これらの結果において、すべての苦情の65.1%の発生源は、最初の2つのカテゴリである「部屋」と「電化製品」です。また、すべての苦情の90%以上の発生源は、最初の4つのカテゴリにあります。