パレート図の例

ある衣料品製造メーカーの検査者が、改善プロジェクトに優先順位を付けるために衣料品の欠陥の要因を調査します。検査者は、工程での欠陥の数とタイプを追跡します。

エンジニアがパレート図を作成し、検査者が見つけた欠陥に優先順位を付けるとします。

  1. サンプルデータ衣料品の欠陥.MTWを開きます。
  2. 統計 > 品質ツール > Pareto図を選択します。
  3. 欠陥データまたは属性データのある場所に、欠陥を入力します。
  4. 度数に、計数を入力します。
  5. このパーセント以後、残りの不良項目を1つにまとめるを選択し、「95」と入力します。
  6. OKをクリックします。

結果を解釈する

この例では、45.2%の欠陥がボタンの欠落に起因し、23.3%が裁縫ミスに起因しています。ボタンの欠落と裁縫ミスの累積パーセントは68.5%です。したがって、ボタンの欠落と裁縫ミスの問題を解決することにより、衣料品の工程全体を大幅に改善することができます。